Take the bitter with the sweet

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印紙税 20年で8倍

不動産購入時の印紙税のことです。

オーストラリア、特にシドニーでは地価が高騰しており、マイホームを持つことはとても難しくなっています。

シドニーでは、シティー近郊であれば地域にもよりますが、一軒家で$800,000 以上はしています。 不動産の平均金額が$1,000,000 (一億!)になる日もそう遠くないと言われています。

不動産購入時、価格にに沿った印紙税も支払わないといけないのですが、20年前に比べると8倍近くになっているそうです。

 

私も以前ユニットを購入したのですが、その時は、「First Home Owner Grant」という

制度で、初めて不動産を購入する人には印紙税は免除されていました。現在はいろいろとCriteriaがあり、自分が住むための土地のみを購入するのであれば免除、だとか、新築の家を購入したら$15,000 の支給があったりとあるようです。

 

先週ニュースで聞いたのですが、この印紙税が高いために家を買うことが難しくなっているので、印紙税の税率を下げてはどうかと。

ただ、税率を下げると、国や州の税収入が減ってしまうので、その穴埋めにGSTを上げるのが良い、と。

 

それもどうだろうか、と思います。 確かにここに住んでいるのですから、住んでいる人がみんな税金は払うべきだとは思いますが、どう頑張っても不動産を購入できない人もたくさんいるわけで、印紙税が下がったから不動産を購入しようという人は、そのままの税率でもなんとか購入できると思うんですよね。

 

印紙税に限らず、誰もがハッピーな税制度なんてありませんが、変更があってもなくても、一番損をするのは私のような、子供もおらず、すごく稼いでいるわけではないけど、そこそこのお給料をもらっている人たちなんですがね。